最新情報:クリックしてください
日本在来種みつばち愛護思想の普及と保護繁殖、日本在来種みつばちの研究、及び、自然環境の保全と共生 を目的に結成されました。
当会結成の経過
当会は、平成18年に三田市内の「蜜蜂」に関心のある数人が、日本に在来から住みついている、日本みつばちをいかに繁殖させ、私たち人間の生活環境と、 現在の自然環境が、どのように変化しているのか等を、検証する材料の一つとして、研究していこうと結成いたしました。 当時は、三田市周辺の山林や農地の近辺でも、巣箱を設置するとすぐに住みつき、1年もたたないうちに、たくさん蜂蜜をお裾分けしてくれました。 ところが、ここ数年前からだんだんと、住みついていた日本みつばちも、巣から逃げて行ったり、厳寒を越せず死んで行く蜂も多々、今では三田市内のごく一部で何とか入巣している状況です。 原因は農薬?環境の悪化?伝染病?などなど、いろいろ考えられます。 しかし、昨年ごろから会員の巣箱に、ぽつりぽつりと、入巣したという報告もあります。 日本みつばちを飼って、その実態を調べ、お互いに情報交換しながら、さらに研究を深めて行きましょう。
設立年月日 : 平成18年4月1日
会 員 数 : 50名
主な会員の年代 : 40~80歳
主な活動場所:兵庫県立有馬富士公園
主な活動日時 : 通年
会員募集の状況 :常時募集
入会の方法 : お問い合わせにて
入会金・会費 : 入会金 1000円
年会費 1000円
活動の目的 :
日本在来種みつばち愛護思想の普及と保護繁殖、日本在来種みつばちの研究、及び、自然環境の保全と共生
採蜜効率の良い西洋ミツバチを外国より輸入するまでは、東北以南の山野に生息していた日本固有の蜜蜂である。性格は神経質で、飼育環境が悪いと直ぐ逃亡するが、温和でめったに人を刺さない。したがって、日本みつばちの飼育愛好家が増加しています。蜜源の対象花は、主に、雑木林に咲く花に見られるような小さい花を好む。(花壇の大きい綺麗な花にはあまり寄らない))天敵のオオスズメバチに対し、防御手段が無い西洋ミツバチに比べ、日本みつばちは熱殺方法による防衛手段を持つ。採蜜方法は、巣板が柔らかいので、回転器が採用不可で、巣ごと潰して濾す方法を採る。(そのため、味は西洋ミツバチに比べ、収穫量も少ない事で、幻の蜂蜜と言われている)活動は非常にすばしこく、飛行中の日本みつばちを見る事は至難の技である。かわったところでは、女王蜂の受精では、同じ群の雄蜂ではなく、地上20m位の上空(クヌギ、スダジィ等の樹上)雄蜂が待つ場所へ交尾飛行に出かける。
ローヤルゼリーの話:まったく同じ卵から育てられた女王蜂と働き蜂が幼虫期後半3日間だけ、一方はローヤルゼリーで、片や花粉と蜜だけを与えられたため、体積の差(2倍)は勿論のこと、寿命に至っては、働き蜂は1ヵ月半に対し、女王蜂は4年と言う40倍の長寿を保ちます。みつばち等、昆虫全体の共通点ですが、日本みつばちは色、形より匂いに強い感覚を持っています。従って、近寄る時は化粧品等を付けないようにします。この他にもいろいろと興味深い、個性豊かな昆虫です。
日本みつばち養蜂のメリット
1 耐寒性、耐湿性が高い
(春先、梅雨に強い)
2 外敵抵抗性
(ミツバチヘギイタダニ、
スズメバチ類)
3 耐病性に優れる
(アメリカフソ病
チョーク病)
4 小群での生存に強い
(個体の調整性に優れる)
5 訪花スペクトルが広い
(夏の蜜枯れ期に強い。
低利用の樹木蜜源等の
利用に優れる)
6 プロポリスを集めない
(扱いやすい)
7 攻撃性が低い
(扱いやすい)
8 クン煙器がいらない
日本みつばち養蜂デメリット
1 貯蜜量が少ない
(セイヨウの5/1以下、
商売に不向き)
2 高い分蜂性と逃去性
(逃げられやすい)
3 神経質で騒ぎやすい
(逃げられやすい)
4 巣板の強度が低い
(巣がこわれやすい)
5 体サイズの地域差が
あるため、蜂具の
規格化が難しい
6 ローヤルゼリーの
採乳に向かない
7 プロポリスが採れない
(生産物として)
8 危険を感じると
狭いところに潜り込む
(扱いにくい)
メリット・デメリットを考慮
● 趣味で飼う
(生産性は無視)
● あまり世話を
しなくていい
● 近所との共存可能
(庭の隅で飼える)
● 日本の風土に適している
(放っておいてもいい)
● 初心者に向いている
あなたもジンドゥーで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から